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垂井瑞茂・美由紀たるいみずも・みゆきさん
2007年10月 UIターン
出身地:岡山県(瑞茂さん)
    神奈川県(美由紀さん)
現住所:津山市加茂
職 業:インターネット販売事業

ここは、自分たちの夢をみんなの夢にできる場所。

津山に移住した経緯

瑞茂さん:結婚をして、20歳までは横浜でバーテンダーとして働いていました。子どもが生まれたのをきっかけに夜型の生活を改めようと、仲間と東京でベンチャー企業を作りました。輸入商品をネット販売するためにHPを作ったり、検索エンジンの対策を行ったりして徐々に軌道に乗せ、3年半でかなり受注が増えるようになりました。
一方で、その頃は仕事に追われて子育ては妻に任せっきりになり、全く参加できていなかったので、本当に大切なものを失うのではないかと感じていました。
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瑞茂さん:家族とスローライフを楽しみながら暮らし、インターネットがあればどこでもビジネスができることや、子どもにアレルギーがあったこと、加茂に住んでいる祖父が亡くなったことなどが重なり、移住を決めました。毎年お盆や正月には加茂に里帰りをしていたので、ここのすばらしさはずっと知っていました。
妻も何度か来たことがあるので、移住前に1カ月間トライアルで住んでみよう、と提案すると快くいいよと返事をしてくれたので試してみました。

ーー津山のことはある程度知っていましたか?
美由紀さん:最初は、津山のことは全く知らなかったです。初めて夫と一緒に来たときは、のどかな風景を見て昔にタイムスリップしたと感じました。夫から、加茂はいいところだと聞いていましたが、実際に自分の目で見て、家の瓦が立派だったり、古民家が並んでいたりなど雰囲気があるので着物を着た人が出てくるんじゃないかと思いました。
住んでみると、日本文化のあるところっていいな、大切だなという思いになりました。

株式会社ビーテックスについて

ーーどういった事業をされているんですか?
瑞茂さん:この会社はもともとバイオマス事業として立ち上げました。また、インターネットビジネスも行っています。ネットショップ、ECサイトを運営していて、主な出店先は楽天市場、Yahoo!ショッピングです。現在は岡山県を中心とした産品を取り扱っています。当社が生産者様の商品を代理で掲載して、それをエンドユーザーに直送するというドロップシッピングの販売をしています。オープン当初は、北海道から沖縄まで全国に取引先がありました。
その中で我々のような小規模の弱小店舗が大規模店舗に勝つためには、ニッチな商品に絞り、品揃えを強化していく必要があります。さらに、岡山県に移住を決意した時、岡山県に特化した食材や備前焼などを集めようと思って実行しました。2007年に移住後、徐々に成果も出てきました。
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ーーこれからの仕事の展望はどうですか?
瑞茂さん:ビジネスでは、岡山県に特化した商品を増やしていましたが、さらに津山という名前を全国の人に知ってほしい、という気持ちから「津山の風」プロジェクトを始める予定です。
プロジェクトに賛同してくださった津山にある企業の商材を楽天市場やYahoo!ショッピングで宣伝してやっていこうと思っており、本格始動するための準備をしています。これからのことなので決まったことではないですが、目標として、津山を盛り上げていきたいと考えています。
▼翠蘭 書
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津山での暮らしについて

――実際に津山に住んでみていかがですか?
瑞茂さん:最初は、全然近所付き合いをしていなくて、田舎暮らしの人付き合いを認識していませんでした。移住してみると、すでにネットワークがあり、幼少期からの幼なじみなど人口が少ない分、仲も濃く、なかなか入りづらかったところが正直ありました。そんな中、地区の消防団に入ることになり、そこから地元の人とのかかわりが増えていきました。また、商工団体に入ったことで、津山の未来を想って頑張っている仲間たちと楽しく活動ができるようになりました。
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瑞茂さん:都会暮らしでなかなか体験できないことは、家に誰が持ってきたかわからない野菜が置いてあったりすることです。最近驚いたのは、朝起きたら手作りのピザ窯が届いてたことです。ここでのライフスタイルを楽しめるようにと、一緒に飲んだりする10歳くらい年の違う地元の先輩方が置いていってくださったんです。この鉄板もそう。
美由紀さん:これが一号機なんですが、ベランダに置いてありました。夫がこの鉄板でお肉を焼いて、近所の方をもてなしたこともあります。
瑞茂さん:市街地はたくさんお店がありますが、加茂地域はお店があまりないので、鉄板さえあればいつでもここでみんなと楽しめます。あとは、草刈り機がいきなり届いたこともありました。それも欲しいと言っていないんですが、先輩方から「田んぼの手伝いをしろ」っということで。田んぼづくりなど都会にいたら絶対にできないことなので、やってみたらすごく楽しいです。自分の作ったお米を子どもに食べさせられる幸せや、安心感を感じられますね。それは都会には絶対ないです。
▼第一号機の鉄板
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▼朝起きたら届いていたピザ窯 写真(右)
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――津山の魅力とは?
瑞茂さん:子どもが小さい頃、結構はまったのが、神楽尾公園です。ゴーカートがある公園なのですが、都会にはあれほど簡単にぱっとゴーカートに乗れるところがなくて。
それに、都会ではあり得ないくらいの長い滑り台もあります。それが気に入って遊びに行くようになりました。グリーンヒルズもよく行きますし、鶴山公園の花見に初めて行ったときは桜の景色に衝撃を受けました。あとは食べ物がおいしいところに行きますね。
LATTEさんへジェラートを食べに行ったり、最近ですと、肉はさみやさんにハンバーガーを食べに行ったりします。また、IKEPANさんなどこだわって作られている方が結構いらっしゃって、移住してすぐには気付かなかった部分がだんだん見えてくるようになりました。

美由紀さん:私は、まちカレや図書館、コミュニティースペースのZibaなどが好きでよく行きます。置いてある本の種類が全然ちがうので、Zibaは読まなくてもいいような美術系。まちカレだと、企業系や自己啓発系が多いので使い分けてます。

瑞茂さん:周りの人から「もともと津山にいる人より津山を満喫しているな」って言われますね(笑)。

津山に移住を検討されている方にメッセージ

美由紀さん:移住の目的はちゃんと持っていたほうが良いと思います。目的は、大きい小さい関係なく、津山に住んでしたいことや仕事、物価などの調査も含めて事前準備が7割方できていれば、残りの3割は移住後に調整したら何とかなる!という気がします。新しいことは何でもやりながら調整していけますから。

瑞茂さん:一番思ったことは、田舎のほうがチャンスがあるということです。都会だとできないと思うことが、津山だと挑戦することができ、そこに興味を持ってくれる方やサポートしてくれる方が多いです。都会だとクールな部分がありますが、田舎は親身になって手厚くサポートしてくれる場所だと思います。何かチャレンジしたいと思う方には津山は良いと思います。実際に自分自身もビジネスのことなど、地元の方が自分の夢を理解をして応援してくれているので。

美由紀さん:自分の夢に地域の人を巻き込んでいくと、それがみんなの夢になる!よね。

瑞茂さん:そこが結構ポイントですが、コミュニケーションをうまくとっていけば良いかと思います。

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