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2024.10.10 ツアー・体験

【2024年7月開催】津山ぐらし移住体験ツアー

2024 年 7 月 13 日(土)・14 日(日)の 1 泊 2 日で、津山市を巡る「津山ぐらし移住体験ツアー」が開催されました。
関東・関西を中心に、全国各地から集まった16名の参加者と巡り歩いた、津山の人・モノ・暮らしが分かるツアーをレポートします!

目次

参加者の声

ツアー行程

1日目はJR因美線への乗車・農業体験・空き家見学、2日目には城下町や滝の見学、和紙漉き体験など、津山ならではの魅力的なアクティビティや津山ぐらしをイメージしやすい体験を中心に組み立てたツアー内容。見て、触れて、食べて、作って、津山市を満喫しました。

【1日目】

長い歴史、豊かな自然、多くの”ほんもの”に触れることができる津山市を表すロゴ。

スタッフも準備万端でお出迎え。

どんな体験ができるのか、さまざまな期待を胸に出発です。

グループに分かれて、近くの津山まなびの鉄道館まで移動します。

ディーゼル車両に揺られて、JR因美線の車窓風景を楽しむ!

梅雨の晴れ間に恵まれた1日目、集合したホテル近くにある「津山まなびの鉄道館」での開会式からツアーはスタートしました。
鉄道遺産の聖地とも呼ばれる館内で鉄道の歴史や仕組みを学んだ後、津山駅から美作滝尾駅まで汽車移動。青々と車窓一面に広がる田園風景を味わう人、地元の高校生とのおしゃべりを楽しむ人、参加者それぞれにリラックスした車内時間を過ごしました。
到着駅は、映画「男はつらいよ」シリーズ最終作の撮影にも使われた、貴重な木造駅舎。ノスタルジックで美しい駅舎のあちこちで、
しばし撮影タイム。「因美線の沿線で、鉄道風景を見ながら暮らすのもいいなぁ」と魅了された参加者もいたほどでした。

開会の挨拶と共に伝えました現存するものでは国内2番目の規模を誇る、旧津山扇機関車庫。

 

鉄道好きにはたまらない、撮影スポットいっぱいの館内。

充実の展示スペース。岡山の鉄道の歴史を学べます。

鉄道の安全を支える仕組み、高い技術力についても知ることができます。

現存するものでは国内2番目の規模を誇る、
旧津山扇形機関車庫。

 因美線乗車のため、津山駅前を散策しながら移動。

津山駅ホームで記念の1枚。

緑美しい、郷愁を誘う因美線の眺め。

車窓からの眺めにおしゃべりも弾みます。

映画の撮影当時の面影を色濃く残す、駅舎内。

 

やました農園で野菜の収穫体験~たわわに実る白ナス&長ナスを収穫~

水がきれいな加茂地区にある「やました農園」。その水のおいしさから、米農家も多くあるエリアです。
広大な農園の一角にあるナス畑で、旬のナスを各自ハサミで収穫。「これはもうおいしく食べられますか?」「どうやって食べるのが一番オススメ?」と次々に質問が出ます。
ハサミを入れる位置などを山下さんに教えてもらいながら、これはと見定めたナスを参加者それぞれが持ち帰り。「自分で作って食べる喜びを擬似体験できました」「帰って食べるのが楽しみ」と笑みがこぼれます。
水路の水の透明度や大きなカエルに驚いたり、悠然と舞うトンビに青空の広さと美しさを感じたりと、自然の豊かさも満喫しました。

青々とした田園地帯が広がる加茂地区。

ふっくら瑞々しい、収穫したばかりの白ナス。

一人ひとり丁寧に収穫方法を教えてもらいました。

清々しい空気を胸いっぱいに吸いながら、
農園まで向かいます。

美味!津山食材を使った特別ランチ~先輩移住者夫婦との交流も~

加茂産コシヒカリに津山野菜、つやま和牛も贅沢に使った特別メニュー。津山名物の干し肉もあり「初めての食感!おいしい」「お米もおいしいねー」と好評でした。
加茂地区に神奈川県から移住された垂井夫妻も参加され、移住体験談も聞きました。仕事に追われる毎日への危機感と、子どものアレルギー症状を緩和したいとの思いで移住を決断された夫妻。今ではワークライフバランスのとれた生活で、お子さんのアトピーも治り、
弱視だった視力も回復されたそう。参加者からは多くの驚きの声が上がりました。
空き家購入の重要チェックポイントをまとめた動画上映もあり、短時間で移住について深く学べたランチになりました。

垂井夫妻の話に聞き入る参加者たち。

各テーブルにスタッフも入り、交流を深めるランチタイムに。

お肉から野菜まで、津山の名物・特産物を堪能できました。

物件の内覧から契約前の注意事項まで、具体的なポイントを
網羅した動画を視聴。

1日目のまとめ

ツアーがスタートした「津山まなびの鉄道館」では、高所作業車に乗って扇形機関車庫の全体を見渡せる”スカイビューイング”も体験。地上約20mからの眺めは圧巻です。津山中心部も一望でき、参加者の期待も高まる良いスタートになりました。
ランチ後は加茂地区にある垂井邸と空き家物件の2軒を見学。築100年以上の古民家をリノベーションした垂井邸に参加者も興味津々。太い梁を活かしモダンに仕上げられた内装に「すごくステキ」「こういうのいいなぁ」と声が上がります。
空き家物件の2軒も隅々まで見学し「ネット情報だけでは分からないことが多くあると実感しました」「実際に来たからこそ知ることができた、リアルな地元情報がたくさんありました」と充実の見学タイムになりました。
津山ならではのアクティビティが盛り込まれたツアー1日目は、ここで無事終了となりました。

ハーネスベルトをつけて、高所作業車で上空へ。

スタッフも同乗し、津山駅周辺の商店街や
観光スポットの説明も。

空き家物件から、外の眺めもチェック。

広い和室もきれいに残る、中古物件。

水回りのチェックは欠かせません。

加茂地区を散策しながら、空き家物件を見学しました。

【2日目】

城東地区の街並みとトライアルステイ住宅を見学

小雨降る中、江戸時代からの古い街並みが残る城東地区を散策。なまこ壁の町屋が軒を連ねる通りの一角に、トライアルステイ住宅はあります。最長2週間(1組、3~7日以内:10,000円、8~14日以内:20,000円)、津山ぐらしをお試し体験できる、便利な町屋住宅です。
津山駅から約2kmの場所にあり、家具・家電付きの3LDK。貸出自転車2台に駐車場を完備。モバイルWi-Fiも貸出可能です。
見学した参加者にも「外観からは想像できない素敵な内装!長期滞在しても不便なことは全くなさそう」「昨日の山下さんの農家民泊とセットにして、中心部と北と両方で生活体験してみたいな」と好評でした。
※2024 年 10 月現在、受入れを一時停止中

【お問い合わせ・申し込みは】
津山ぐらし移住サポートセンター
Tel:0868-24-3787
E-mail:iju@city.tsuyama.lg.jp

優れた意匠の残る町屋を見学しながら、
トライアルステイ住宅へ。

江戸時代の姿を留める、情緒あふれる街並みが望める
2階の洋室。

使い方や申込み方法などを詳しく説明。

日当たりもよく、生活に必要な家具や設備も充実。

こだわりいっぱいの「早瀬豆富」でランチ

岡山県の美作産大豆にこだわった手作り豆腐を使った、さまざまなアレンジが味わえるランチ御膳。出来たてのフレッシュな生ゆば、食べ応えたっぷりのコロッケ、ヘルシーなデザートまで、お豆腐と美作大豆の魅力を存分に味わえます。それぞれの料理に合う醤油・ポン酢・塩だけでなく、油揚げ専用の醤油まであり、かけ比べて味わいの違いを楽しめます。
「津山のお水も良いからか、お豆腐だけでもすごくおいしい」「昔ながらの風情漂うお部屋でいただくのは格別です」と参加者の満足度も高い様子。テーブルごとに津山情報を交換したり、移住への困りごとについて話したりと有意義なランチタイムとなりました。

店舗入り口は、城下町に溶け込む昔ながらのたたずまい。

大豆の旨みがギュッとつまった、もちもち豆腐。

お腹いっぱい食べてもとってもヘルシー。

おいしい料理の数々に会話も一層、盛り上がります。

ワークショップ~伝統工法を守り続ける工場で紙漉き体験~

全国で1軒しかない、金箔保存に欠かせない津山箔合紙を作る「上田手漉和紙工場」。手漉きから生まれるこの和紙は岡山県の郷土伝統的工芸品で、金沢や京都の金箔工芸家からも高く評価されています。薄くしなやかな強さがあり、なめらかな表面が特徴な和紙を生み出す技術は、長い歴史の中で磨かれてきました。
6代目である上田さんに漉き方の手ほどきを受け、参加者それぞれ1枚ずつ和紙漉きを体験。「簡単そうに見えたのに、全然思い通りにできない!」「もう1回やりたい!」と手漉きの面白さにハマる人が続出。漉いた和紙は工場で乾燥させ、参加者に送られます。

漉きたての和紙。丁寧に扱わないとすぐにヨレやシワが
入ります。

手漉き枠を動かすスピードと角度が、
なめらかな表面に仕上げるポイント。

上田さんのやさしい指導を受けながら、作業を進めます。

乾燥もみじや四つ葉でさらに素敵に仕上げます。

「地産地消センター サンヒルズ」で地元の特産品をチェック

産直品が多く並び、見て回るだけでも楽しいサンヒルズ。旬の野菜や果物だけでなく、切り花や加工品、農業用品まで、地元の商品が所狭しと並べられています。
特産の「まくわうり」やジャンボピーマンの食べ方をスタッフに聞いたり、お得な商品のある場所を教え合ったりと話も弾みます。「すごく安いから、お土産にたくさん買っちゃいました」と、解散後に荷物のパッキングをし直した参加者も多くいました。

店内を見て回るだけであっという間に時間が経ちます。

帰りの荷物の量を考えて悩む参加者が続出。

マイナスイオン溢れる、横野の滝を見学

下流から一の滝、二の滝、三の滝とそれぞれに異なる表情を持つ横野の滝。雨にしっとり濡れた緑むせかえる山道を少し登って、二の滝に向かいます。薄い靄に包まれて流れ落ちる滝の風景はとても幻想的。「都会生活の疲れがリセットされますね。何度も深呼吸しました」「プライベートだったら、この天気だと来ることをあきらめてました。ツアーだったからこそ見れた、貴重な景色でした」と、
大自然のパワーに癒されるひと時を過ごしました。

15mの高さから流れ落ちる滝の美しさに目を奪われます。

自然の息吹を全身で感じながら、思い出の一枚に。

2日目のまとめ

津山郷土博物館の見学からスタートした2日目。縄文時代から現代までの津山市を中心とする美作地方の歴史と文化を楽しく学べます。館内を博物館職員の案内で巡り、興味深いトリビアがたくさん盛り込まれた解説であっという間に1時間が過ぎました。
「魅力的な人・スポット・食をたくさん知ることができて、とても充実した2日間でした」「自分1人での情報収集に限界を感じていたので、ツアーに参加して仲間が多くいることが分かって本当によかったです」と好意的な感想が多く寄せられました。

職員の解説に熱心に耳を傾けます。

2.5m四方で復元された津山城の模型は圧巻。

当時の様子を詳細に描写した、津山藩の大名行列絵巻の
ある展示室。

全国的にも珍しい、1500万年前のパレオパラドキシアの
化石。

模型の再現度の高さ・緻密さに、リピーターになる来館者も
多いそう。

入り口すぐの大理石で仕上げられた中央階段で記念撮影。

参加者の声

<Kさん夫妻:東京都在住>
この1・2年のうちに岡山県内へ移住したいと思っています。気候が温暖で災害も少ないというのは、大きな魅力です。初日の夜に移住者さんがされている”憂晴市場”にたまたま寄って、こだわりのクラフトビールを飲みながら、移住経験談を聞くことができました。「周りの人がすごく助けてくれるの」と津山の良いところをたくさん教えてもらい、本当に良い街なんだなぁと。ツアーに参加したことで、市の担当窓口の方と知り合えたことも大きな収穫です。今後も相談しやすいですし、移住サポートへの熱意をすごく感じることができました。

ヤギや鶏を飼いたい等、移住後の夢や計画がいっぱいのKさん夫妻。

<Fさん:北海道在住>
もっと都会的な街なのかなと想像していましたが中心部に緑が多く、自然豊かな郊外も近いので、とても暮らしやすそうだなと思いました。ただ、北海道在住の身にはこの蒸し暑さは厳しかったです。紙漉き体験や横野の滝見学など、津山ならでは体験が面白くて1泊2日はあっという間でした。もう1泊して、ぐるっと津山を巡りたいくらいです。

<古田さん:愛知県在住>
このツアーでなければ訪れることができない場所や、特別な体験がたくさんありました。自力では、ここまで津山のことを深く知ることはできなかったと思います。細やかで手厚いサポートを受けながら、移住に際して必要な情報を短期間で得ることができました。
将来移住を検討している人にはすごくお勧めのツアーです。

「楽しかったぁ」と笑顔で写真に収まってくれた娘さん。

津山市産業経済部 仕事・移住支援室 
IJUコンシェルジュ 小林三紀恵・石坂めぐみ
東京や大阪などでの出張相談会やオンラインでの説明会も行っておりますので、気軽にお電話やメールでお問い合わせください。津山の良いところも不便なところも率直にお話させていただきます。ネットやマスコミ情報だけで判断せず、移住をお考えの際はぜひ一度津山へお越しください。個別対応ももちろんOKですので、津山ぐらしのリアルを知っていただき、後悔のない移住のお手伝いができればと思っています。

IJUコンシェルジュ 小林三紀恵・石坂めぐみ

移住に関するお問い合わせは『津山ぐらし移住サポートセンター』へ!
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