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2024.12.15 ツアー・体験

【2024年11月開催】津山圏域 移住体験ツアー

2024年11月16日(土)・17日(日)の1泊2日で、津山市・鏡野町・奈義町を巡る『岡山県津山圏域 移住体験ツアー』が開催されました。
大阪・兵庫など関西を中心に、全国各地から集まった15名の参加者と巡り歩いた、津山圏域の人・食・暮らしが分かるツアーをレポートします!

目次

    参加者の声

    ツアー行程

    1日目の前半は西隣の鏡野町を中心に巡り、午後は津山に戻って秋の風物詩でもある”もみじまつり”が開催されている鶴山公園を散策。
    2日目は津山で農業体験・昼食の後、東隣の奈義町の観光スポットなどを訪れる、津山圏域での暮らしをイメージしやすい魅力的な体験を中心に組み立てたツアー内容。
    見て、聞いて、作って、食べて、津山圏域を満喫しました。

    【1日目】

    安全運転で、ゆったり快適な移動をお届けします。

    津山市・鏡野町・勝央町の担当者が揃ってお出迎え。

    期待を胸に、ツアーバスへ向かいます。

    出発前にスタッフから、ご挨拶とツアーについて説明。

    鏡野町の産直市場で特産品をチェック!

    ツアーバス車内で開会式を行い、ツアーをスタート。採れたての新鮮な農作物が手に入ると多くの津山市民も利用する、鏡野町の”物産館夢広場”へ。町内産の旬の野菜や果物を中心に、県内の特産品が所狭しと売り場に並べられています。11時前に訪れたにも関わらず、売り切れて空になっている棚もあるほど人気の市場です。
    「いつも行っているスーパーより2~3割安かったです」「どれもお手頃価格なのに、クオリティが高くて。あれも、これもと目移りして困りました」「シャインマスカットを絶対買おうと思っていたので、満足です」と参加者それぞれに買い物を楽しみました。

    開店と同時に多くの買い物客が訪れる ”夢広場” 。

    「駐車場も混んでますねー」と、参加者の期待も高まります。

    多くの買い物客で賑わう店内。

    魅力的な産直品の数々に、思わず手が伸びます。

    生産者が丹精込めて作った季節の野菜が並びます。

    地場のものをお土産にと商品を選ぶ参加者も。

    うたたねの里いっぷく亭で秋の味覚を堪能

    広々とした田園風景の中に建つ、茅葺き屋根の農家レストランでお昼ご飯。山の豊かな恵みがふんだんに使われた郷土料理の数々を目当てに、多くの人が訪れます。料理はすべて地元のお母さんたちの手作りで、フキ・ワサビ菜・もみじ等の地元山菜の天ぷら、ヤマメの塩焼き、だんご汁と滋味あふれる定食をいただきました。「ヤマメがふわふわ」「お米も美味しい」とみんな箸が止まりません。
    鏡野町在住の先輩移住者も合流し、「住まいは賃貸からの方が移住生活のスタートにはお勧めです」「民泊・農業・ツアーガイドと好きな仕事を掛け持ちしながら生活できるのも田舎暮らしの魅力のひとつ」などのアドバイスがありました。

    美しい紅葉の中にたたずむ ”いっぷく亭” 。

    趣ある古民家で郷土料理を楽しみました。

    昼食会に駆けつけてくれた、鏡野町の先輩移住者たち。

    移住のきっかけ、鏡野町での生活など先輩から聞きました。

    ここでしか味わえない料理の数々。

    市や町の担当者も同席し、それぞれに話も弾みます。

    気になること、聞きたかったことを率直に話せた時間になりました。

    「おいしかった!」と多くの声が寄せられた、名物のヤマメの塩焼き。

    津山城のもみじまつりで秋を楽しむ!

    春の桜で有名な津山城跡のある鶴山公園ですが、紅葉の名所としても知られています。100本を超えるもみじが鮮やかに色づき、参加者を迎えます。日が落ちると園内のあちこちがライトアップされ、昼間とは違う幻想的な雰囲気に。もみじまつり期間中のみ体験できる特別な空間です。
    「きれいだねぇ」とスマホ撮影に夢中になる人、城跡から津山市内を眺め入る人など、思い思いに時間を過ごしました。鶴山公園の周辺も散策し「中心部は栄えてますね」「緑が多くていいですね。暮らしやすそう」と、市街地の魅力も感じてもらえました。

    移動の合間に、移住についての相談なども。

    観光センター側の石段を登って、まつり会場に向かいます。

    ”森の芸術祭” で作られた、竹の巨大アート作品も園内にあります。

    期間中のみ見ることができる、ライトアップされた石段。

    美しくライトアップされ、紅葉も昼間とは違う表情に。

    フォトジェニックな番傘アート。

    1日目のまとめ

    鏡野町では世界的にも珍しいウランガラス専門の”妖精の森ガラス美術館”で、オリジナルのガラス皿づくりを体験。好きな絵柄をガラス皿に電動やすりを使って彫り込み、今回のツアーのお土産に。町内にある、最長10年入居OK(1年更新)な長期お試し住宅(木造2階建て:5DK)も見学し、見どころいっぱいの鏡野町を後にしました。
    津山に戻ってからは市街の地元スーパーに立ち寄り、品揃えや価格をチェック。「野菜は安いけど、お肉類はそんなに変わらないかな」「調味料とか牛乳とか、見たことのないパッケージのものがたくさんある」と生活者目線で店内を巡りました。
    初日は津山圏域ならではの風景や食文化に触れ、秋の彩りも存分に楽しめた、心に残る1日となりました。

    静かな森に抱かれた ”妖精の森ガラス美術館” 。

    色とりどりの美しい作品が展示・販売されています。

    ガラス皿に好きな絵柄を彫り込みます。

    集中して、ゆっくりとリューター(電動やすり)を動かしながら彫り進めます。

    お試し住宅まで、自然豊かな鏡野町内を散策しながら向かいます。

    広いお庭もついた鏡野町のお試し住宅。

    移住するなら必ずチェックしておきたい地場のスーパー。

    「大山牛乳とかこの辺りならではですよね。濃厚なのかな」と興味津々。

    【2日目】

    津山市加茂町で農業体験

    新たにスタッフとして加わった奈義町の担当者もバスに同乗し、2 日目がスタート。市街地を抜けて、津山市北部に位置する加茂地区へ向かいます。
    加茂地区の「やました農園」で、玉ねぎの苗植え体験を行いました。講師の山下さんが「今日は 2200 株の玉ねぎの苗を用意しています」と言うと、驚きの声があがります。山下さんにレクチャーしてもらい、みんなで実践。はじめは探り探りでしたが、徐々にコツをつかんで作業スピードが上がります。参加者同士で声をかけあい、持っている苗を分け合って、協力して畑の畝を埋めていきます。「2200 株も…と思ったけど、みんなでするとあっという間。楽しかったです」と、手作業ならでは、達成感の芽生える体験となりました。その後は別の畑まで移動し、ジャガイモ掘りも体験。「大きいの出てくるかな?」「宝探しみたい!」と、わくわくしながらジャガイモを掘り起こし、土に触れる楽しさを実感していました。

    ホテルロビーに集合し、バスへ乗り込みます。

    山下さんのレクチャーを受けて、体験開始。

    歯抜けがないよう、穴の一つ一つに植えていきます。

    みんなですると楽しい!

    山下さんからクワの使い方をレクチャー。

    苗を引っ張ってみると、ごろごろ出てきます。

    たくさん採れました!

    加茂地区の豊かな自然。

    「ウッディハウス加茂」で昼食

    宿泊や食事の楽しめる施設、「ウッディハウス加茂」へ。
    干し肉とつやま和牛のステーキを加えた特別御膳をいただきながら、先輩移住者であり、地域おこし協力隊として活動している 3 名をゲストに交えての昼食交流会を行いました。「どんな気持ちで移住を決めましたか?」「移住の際に必要なことって?」など、参加者から先輩移住者への質問が絶えません。また、地 域おこし協力隊としての活動についても、みなさん興味津々。「昨日から食べるものすべてがおいしいです」と、津山の食材も大好評。交流・食事ともに大満足のランチとなりました。

    先輩移住者 3 人を紹介。

    彩り豊かな特別御膳。

    津山名物「干し肉」と、つやま和牛のステーキ。

    各テーブルで、話題が尽きません。

    奈義町の豊かな自然を満喫

    津山市の東に位置する、奈義町へ。
    最初に訪れたのは、「菩提寺の大イチョウ」。高さ約 40m、樹齢推定 900 年といわれる、大樹がそびえています。続々と見物者が訪れる、秋の人気スポットです。大イチョウは見頃には少し早かったようですが、この日は霧があたりに立ちこめており、幻想的な雰囲気。色づきが進むと、紅葉の赤色と大イチョウの黄色で絶景になるそうです。菩提寺の大イチョウ見学後は山を下り、「那岐山麓 山の駅」と、「山野草公園」へ。食事やお買い物ができるほか、豊かで広々とした景色が広がり、奈義町ののどかな自然を堪能することができます。ソフトクリームを食べたり、奈義町産里芋を使った焼きドーナツを買ったり、天空橋の上で記念写真を撮ったり。みなさん、思い思いに楽しまれている様子でした。

    霧に包まれた菩提寺の大イチョウ。

    奈義町の名産品が集まります。

    真っ赤な天空橋。

    天空橋から眺める自然は絶景。

     

    2日目のまとめ

    バスで出発後、朝一番に訪れたのは、加茂町インフォメーションセンター。観光案内所も兼ねているほか、月に一回「加茂の朝市」を開催しています。センター横にある直売所「かもふれあい市」はこじんまりとしていますが、地元の農家さんが採れたての新鮮な野菜を出荷し、様々な農作物が並びます。「とてもお手頃だったので」と、白菜、柿、大根など、秋ならではの野菜を購入していました。那岐山麓山の駅での自然を満喫した後は、野球場やグラウンドゴルフ場、体育館のある奈義町総合運動公園へ。バスを降りてすぐ、テーマパークの一角のような大きな遊具が目に入ります。日曜日の昼下がり、多くの家族が遊びに来ているようでした。様々なスポーツが楽しまれており、活気のある施設です。最後に、奈義町現代美術館へ。常設展示である「大地」、「月」、「太陽」の 3 つの大きな作品と、建物が半永久的に一体化しているという、世界的に見ても珍しい美術館です。訪問日は「森の芸術祭」の会期中だったこともあり、多くの人で賑わっていました。
    ここで、2 日間にわたるツアーは終了です。

    津山市加茂町産の新鮮野菜が並ぶ直売所、「かもふれあい市」。

    奈義町現代美術館、通称「NagiMOCA/ナギ・モカ」

    津山市、鏡野町、奈義町を駆け足で回るツアーとなりましたが、みなさまからの高い満足度は、スタッフにとっても励みになりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。これからも、津山市をはじめとした津山圏域の生活をより多くの方に知っていただけるよう、創意工夫を凝らして紹介してまいります。

    参加者の声

    <岡田さん夫妻:千葉県在住>
    自然災害が少なく、花粉が少ないエリアで移住先を探していて、津山には父のルーツもあるということから今回初めて訪れました。都会的なエリアと自然が近く、コンパクトに街全体がまとまっていて、とても住みやすそうだと感じています。お昼のいっぷく亭など、自分達だけでは足を運びそうにないスポットまで巡れてとても満足です。
    移住の足がかりが今回できたので、年明けに再訪して冬の寒さを体感したり、医療機関について調べたりできればと考えています。

    とても充実したツアー内容だったと話してくれた岡田さん夫妻。

    <守高さん:神奈川県在住>
    津山は便利な暮らしと田舎の風情をバランス良く楽しめる場所だなと思いました。人々もきびきびしていて活気があり、明るい雰囲気を感じられる魅力的な土地です。リモートワーク可能な職種への転職や、地域おこし協力隊として古民家を改装したカルチャー教室を開くなど、移住後の将来像を描いています。移住先を探し続ける時間が長くなると息切れしてしまうと思うので、ご縁を大切にしながら、半年以内には移住生活をスタートさせたいです。

    「県北の魅力をたくさん感じることができました」と、楽しそうに語ってくれました。

    <仲宗根さん:大阪府在住>
    津山圏域の移住イベントでこのツアーを知り、参加しました。オーバーワーク気味な生活をやめて、ゆったり暮らしたいというのが移住を考えた大きな理由のひとつです。
    都会的な津山と自然豊かな鏡野の両方を見ることができたのがよかったです。こういう体験ツアーに初めて参加したのですが、移住に向けて能動的に動くことの大切さを痛感しました。同じ考えの人がいることはとても心強く感じましたし、自分の力だけで得られる情報は少ないことが分かりました。
    来年中に移住先を決めて、再来年には良いところへ移住できればと思っています。

     

    津山市産業経済部 仕事・移住支援室 
    IJUコンシェルジュ 小林三紀恵・石坂めぐみ
    東京や大阪などでの出張相談会やオンラインでの説明会も行っておりますので、気軽にお電話やメールでお問い合わせください。津山の良いところも不便なところも率直にお話させていただきます。ネットやマスコミ情報だけで判断せず、移住をお考えの際はぜひ一度津山へお越しください。個別対応ももちろんOKですので、津山ぐらしのリアルを知っていただき、後悔のない移住のお手伝いができればと思っています。

    IJUコンシェルジュ 小林三紀恵・石坂めぐみ

    移住に関するお問い合わせは『津山ぐらし移住サポートセンター』へ!
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    Tel:0868-24-3787