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移住者の声(詳細)

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移住者インタビュー

移住者インタビュー

移住者の声 移住者インタビュー
File 22 2019年1月  Iターン

津山で新たな挑戦。念願だった『牛飼い』になるために。

村尾俊徳さん

【前居住地/出身地】大阪府 【現住所】岡山県津山市 【職業】畜産業

【前居住地】大阪府

【現住所】岡山県津山市

【職業】畜産業

津山市へ移住した経緯

村尾さん:僕は大阪の羽曳野(はびきの)市出身で、津山に移住する前は、父が営む建設会社で働いていました。
父は、会社を起こす前は兵庫県で但馬牛の家畜商をしていました。父の手によって牛の毛艶や角の形が整って、牛がどんどんかっこよくなっていく様子に小さいころから魅力を感じていて、建設会社で働き始めてからも、『将来は自然に囲まれた環境で、牛飼いの仕事をはじめたい』という夢を持ち続けていました。

移住雑誌「田舎暮らしの本」を読みながら日本各地の移住候補地を探す中で、最終的に、牛飼いをするならその業界の中でも評判の良いところでやりたいと思い、父が家畜商をしていた兵庫県か、昔から繁殖牛の品質が良いと定評がある岡山県の二択で迷っていました。
岡山県北部にエリアを絞って探していた矢先、2015年にこの土地と出会いました。不動産屋さんにこの土地を紹介してもらったときは運命を感じました。日当たりがすごく良いし、ここから車で30分ぐらい走れば津山の中心部に出られるという距離感もすごく魅力的です。これだけ条件の良い場所は他にはありませんでした。
先に両親が津山に移住をして、畜産業を始める準備を整えていました。その間、僕も大阪から通いながら準備を手伝い、建設の技術を活かして、両親と一緒に牛舎を建てました。畜産業の経営が安定する見込みが立ったタイミングで大阪での仕事がひと段落ついたので、2019年の1月に移住してきました。
移住したての頃は20頭くらいだった牛たちも、今では50頭以上になり、現在では『津山和牛』という津山のブランド牛を育て、県内各地に出荷しています。

知らない土地でのゼロからのスタート

――お仕事をするうえで、大変なことや、やりがいについてお聞かせください。

村尾さん:僕は津山に移住してから牛飼いの仕事を本格的に始めたので、父に教えてもらいながら、ゼロからスタートしています。そのため、畜産に関する知識をたくさん勉強しないといけないですし、50頭もの牛たちを僕たち家族だけで面倒を見ているので、なかなか休めないところは大変です。

でも、朝晩の掃除で牛舎に入ると、人懐っこいチビちゃん(子牛)たちが「遊んで遊んで」って顔を寄せてくるのがもう可愛くて…。その時に、一番やりがいを感じますね(笑)。

人柄にもあらわれる『地域の魅力』。

――実際に津山に移住されて、以前の環境と比べて不便を感じることがありましたか?

村尾さん:いえ、全くありませんでした。むしろ大阪の街なかに住んでいた分、津山の田園風景がとても魅力的に思います。特にこの場所から見える景色は、夜になるとちょうど山で街明かりが隠れるので、星空がすごく綺麗に見えるんです。初夏はちょっと川に下りたら、蛍がいっぱい飛んでいます。

あと、市役所の職員さんたちの人当たりが良い地域だなと感じています。大阪にいた頃は人口が多いからか、やり取りも事務的な対応ばかりで…。市役所の職員さんたちがすごく親切に対応してくださるのが、津山に移住して一番の驚きでした。

地域内での交流も結構あって、近所の同業者の方にはすごくお世話になっています。藁や飼料をもらったり、「こんなのあるんだけど、使わない?」って農機具をくれたりとか。仕事でも暮らしでも、地域の方々にはすごく助けていただいています。

――津山での暮らしを始めて1年が経ちましたが、いかがですか?

村尾さん:実は僕、津山市街には仕事関連で足を運ぶことが多いのですが、鶴山公園などの観光名所にまだ行ったことが無いんです。桜の時期が一番の見ごろだと聞くんですけど、まだ見たことがないので、行ってみたいと思います。
でも、先ほども話しましたが、風景の綺麗さはきっとここも負けてないと思います。この周辺は桜に囲まれていて、開花時期は桜並木の道が広がります。夏は小川に蛍が飛んでるし、冬も雪がちらついて…。四季の移り変わりを間近に感じながら暮らしています。

畜産業をこの津山から、さらに発展させていくための挑戦。

――今後、お仕事で挑戦していきたいことはありますか?

村尾さん:野望は大きいですよ(笑)。まずは、親牛を100頭まで増やそうと思っています。他にも色々あるんですけど、あまり言うと、叶わなかったら恥ずかしいので(笑)。ひとまず、100頭。いまはそれに向けて挑戦しています。
牛舎もさらに大きくしないといけないのですが、この手作り牛舎はまだ完成していなくて、絶賛建設中なんです。家族内では「サグラダ・ファミリア方式」と呼んでいます(笑)。余裕ができたら拡げていくという感じで、増築を繰り返しています。

プライベートについて

村尾さん:自然の中で遊べる場所を開拓していきたいですね。僕は今まで釣りをしたことがないのですが、妹の旦那が趣味でやっていて楽しそうなので、この機会に教えてもらおうかなと思っています。

津山に移住を検討している方にメッセージ

――最後に、津山市に移住を検討されている方々に対してメッセージをいただけますか?

村尾さん:僕みたいに一次産業をやりたいと思っている方なら、津山はすごく最高な場所だと思うんです。
ゼロから始めることを不安に思わず、まずはぜひ実践してみてください。何を始めるにしても、この地域の皆さんはすごく親身になって話を聞いてくださると思います。

ロエラ・西田誠さん

津山市で活躍されている「移住人」へのインタビュー動画 第5弾。理想のライフスタイルを送るため、東京からUターンし 地元津山で「美容室 ROELA(ロエラ)」を経営する『西田誠さん』にお話をうかがいました。

グローブ フィットネス&スタジオ・
関元崇志さん

津山市で活躍されている「移住人」へのインタビュー動画 第4弾。津山の町に人の流れをつくるため、町なかで「グローブ フィットネス&スタジオ」を経営する 『関元崇志さん』にお話をうかがいました。

リストランテ シエロ・坂東友也さん 右子さん

津山市で活躍されている「移住人」へのインタビュー動画 第3弾。リストランテ シエロ『坂東さんご夫婦』。津山市ならではの理想の食材を求めて移住された料理人のご夫婦です。

コーヒー食堂レインボー・竹内裕治さん

津山市で活躍されている「移住人」へのインタビュー動画 第2弾。コーヒー食堂レインボーでこだわりの珈琲を淹れられている『竹内裕治さん』にお話をうかがいました。

和田デザイン事務所・和田優輝さん

津山市で活躍されている「移住人」へのインタビュー動画 第1弾。 市内で建築デザインを手がけられている『和田優輝さん』です。

珈琲みたいにホッとするまち津山

知っていますか?珈琲という字は津山が発祥です。
今この街にホットな人が集まりはじめています。
『珈琲』発祥のまち津山でホッとな生活しませんか?