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移住者の声(詳細)

移住者の声(詳細)

移住者インタビュー

移住者インタビュー

移住者の声 移住者インタビュー
File 25 2019年7月 Iターン

目指すはブドウ農家。津山の人の温かさが、心の支えになっています。

斉藤 元さん

【前居住地/出身地】神奈川県 【現住所】岡山県津山市 【職業】ブドウ生産者

【前居住地】神奈川県

【現住所】岡山県津山市

【職業】ブドウ生産者

津山市へ移住した経緯

斉藤さん:僕は神奈川県出身で、津山市に移住するまで同県内の化学工場に勤めていました。
工場での勤務が10年目に差し掛かる頃から、室内での繰り返しの作業に限界を感じるようになり、屋外ののびのびとした環境で、体をいっぱい動かせるようなことがしたいと思うようになりました。

斉藤さん:様々な業種の仕事を調べる中で、『農業』というワードが目に留まりました。化学も農業も、土壌のpH値や成分などを扱った調査や実験を行うという部分で共通点も多々あるため、以前から何となく興味を持っていました。
一番初めに神奈川県内で開催された1日農業体験に参加し、担当の方から東京の「ふるさと回帰支援センター」を教えてもらい、足を運びました。そこでたまたま立ち寄った岡山県ブースの「おかやま晴れの国ぐらしIJUアドバイザー」の方からの紹介で、岡山県の就農オリエンテーションにも参加してみることにしました。

※ふるさと回帰支援センターについて、詳しくはこちら

斉藤さん:その時に初めて岡山県北部を訪れたのですが、関東と違って雨量が少なく、気候の穏やかさにとても魅力を感じたため、津山市のIJUコンシェルジュ(移住相談員)から紹介してもらった「農業トライアルワーク」を利用し、津山市の受け入れ先農家さんの元でブドウ栽培のノウハウを学びました。
農家さんのお人柄にも惹かれ、もっとブドウ栽培に携わりたいと思い、その後、お試しぐらしが可能な「トライアルステイ」を利用しながら、再度お世話になったブドウ農家さんのもとで体験研修を受け、期間中に津山への移住を決めました。
農業トライアルワークやトライアルステイの利用にあたり、IJUコンシェルジュの方が手厚いサポートをしてくださったことも、津山に移住・就農を決めた理由の一つでもあります。
現在は実務研修生として、農家さんから栽培の仕方や作業工程などを学び、現在は一人で3か所のブドウ畑を管理しています。

※農業トライアルワークについて、詳しくはこちら
※トライアルステイについて、詳しくはこちら

就農研修について

――研修期間はどれぐらいですか?

斉藤さん:約2年間です。僕は2021年7月まで、受け入れ先の農家さんのもとでブドウの栽培の研修を受けます。研修をしながら、自分がこれから先、ブドウを栽培していくのに適した畑をじっくりと探しているところです。

――ブドウの栽培をしていて、大変なことはありますか?

斉藤さん:ブドウが実る時期には、サルなどの獣害に悩まされました。ネットをかけるなどの対策をしたのですが、山側の畑のブドウはほとんど食べられてしまって…。100房も残っていなかった時はこれほどの被害が出るとは思いもよらず、びっくりしました。それからは毎朝晩畑に見回りに行って、ほかの畑に被害が出ないように警戒しています。

――見回りは朝の4時半から行われていると伺いました。何としても、獣害からブドウを守るという斉藤さんの強い想いが伝わってきます。

斉藤さん:実は、僕が現在管理しているブドウ畑の持ち主の農家さんが体調を崩されていて。その方が戻ってくるまでは責任を持って獣害などから畑を守り、良いぶどうを育てようという気持ちで日々取り組んでいます。

――地域の方と交流もありますか?

斉藤さん:はい。僕は『JAつやま津山ぶどう部会』で研修を受けているのですが、同年代や少し上の年代のブドウ農家さんと一緒に、出荷作業を行ったり、栽培に関するノウハウを教えてもらったりしています。
皆さん、「ゲンちゃん、ゲンちゃん」といつも声をかけてくださって、時にはご飯を食べに連れ出してくださり、あたたかい方が多くて嬉しい限りです。

※津山ぶどう部会…ブドウの生産技術の向上や販売力の強化などを目指し、津山地域と加茂地域のブドウ農家で構成された組織。学校給食にピオーネを提供したり、イベントの開催や講習会の実施している。

――ブドウの栽培作業がお忙しいときには、部会の方々と助け合ったりもするのですか?

斉藤さん:そうですね、受け入れ先の農園さんが年に何回かブドウの栽培講習会を行うのですが、ある時、ブドウ畑にシートを張る講習という名目で、部会のメンバーの方に手伝ってもらって、僕の畑にシートをかけていただきました(笑)。他にも、どこかの畑に獣害があったら、みんなで柵を立てたり、罠をしかけたりもしています。

プライベートについて

――お休みの日はどんなことをされているのですか?

斉藤さん:仕事上、休みの日と仕事の日という区切りがあまりなくて。でも、先ほども話したように、仕事終わりに部会のメンバーの方々や、受け入れ先の農家さんたちと一緒に食事に行ったりしています。先日はまとまった時間が取れたので、鏡野町の奥津温泉に入ってきました。まだまだ津山には知らない場所や行ったことがない場所が多いので、温泉や、津山ならではの観光名所に足を運んでみたいなと思っています。

――ちなみに、お気に入りのスポットなどはありますか?

斉藤さん:研修に来て間もない頃に作業していたブドウ畑から眺める、津山の山並みが好きですね。開けた土地の中で緑に囲まれているのがとても気持ちがいいです。
今でも手伝いに呼ばれたときに、休憩がてら手を止めてつい景色を眺めてしまいます。

津山に移住を検討している方へメッセージ

――最後に、津山に移住を検討している方や、斉藤さんのように新たな環境で農業を始めたいという方に向けて、メッセージをお願いします。

斉藤さん:津山市は人も、土地もおすすめです。穏やかな天候、朝晩の気温に寒暖差がある点は、ブドウを含めた色々な農作物の栽培に適しています。同業の農家さんたちも分け隔てなく接してくれて、いつも支えられています。
僕も最初は全く業種の違うところから、「やってみよう」という気持ちで農業の世界に飛び込んできました。気になるものや興味のあるものに対して、まずは体験してみることが大切なんじゃないかなと思います。

ロエラ・西田誠さん

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グローブ フィットネス&スタジオ・
関元崇志さん

津山市で活躍されている「移住人」へのインタビュー動画 第4弾。津山の町に人の流れをつくるため、町なかで「グローブ フィットネス&スタジオ」を経営する 『関元崇志さん』にお話をうかがいました。

リストランテ シエロ・坂東友也さん 右子さん

津山市で活躍されている「移住人」へのインタビュー動画 第3弾。リストランテ シエロ『坂東さんご夫婦』。津山市ならではの理想の食材を求めて移住された料理人のご夫婦です。

コーヒー食堂レインボー・竹内裕治さん

津山市で活躍されている「移住人」へのインタビュー動画 第2弾。コーヒー食堂レインボーでこだわりの珈琲を淹れられている『竹内裕治さん』にお話をうかがいました。

和田デザイン事務所・和田優輝さん

津山市で活躍されている「移住人」へのインタビュー動画 第1弾。 市内で建築デザインを手がけられている『和田優輝さん』です。

珈琲みたいにホッとするまち津山

知っていますか?珈琲という字は津山が発祥です。
今この街にホットな人が集まりはじめています。
『珈琲』発祥のまち津山でホッとな生活しませんか?